看護部

各部署紹介

5階東 / ホスピス緩和ケア病棟

5階東 / ホスピス緩和ケア病棟

緩和ケアとは、重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアのことです。 症状コントロールを図りながら、音楽療法やアロマセラピー・ドックセラピーなど、様々な生活を潤すケアを多職種・ボランティアの方々と協働し取り組んでいます。 「ケア」は「こころをかける」と和訳されたことがありました。 5階東病棟は緩和ケアの専門病棟として、「こころをかける」ことを忘れずに、いつも患者さんの傍にいます。

5階西 / 地域包括ケア病棟

私たちの病棟は、地域包括ケア病棟です。 ご入院中、安心して過ごしていただけるよう、退院後は、住み慣れた環境で過ごしていただけるよう、地域社会と連携し「生活の場」を整えていくことが目標です。 今年度の病棟の標語を「安全・丁寧・確実」とし、看護職一人ひとりが考え行動する看護、患者やそのご家族一人ひとりと向き合い生きる力を引き出す看護を目指しています。 患者やそのご家族の思いを尊重し実現できるよう目指す看護を追求している病棟、また、多職種協働のもと、職員それぞれの信頼に基づき自由に意見交換ができるアットホームで笑顔にあふれた病棟です。

4階東 / 一般病棟(急性期外科系)

病床数44床(無菌室1床含む) 診療科は外科・整形外科・消化器内科となっています。 外科的治療や化学療法・内科的消化器治療を受ける患者さんが中心です。 医師・看護師をはじめ薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語療法士、社会福祉士など、様々な専門職が連携しながら、個々の患者さんに対し入院から退院まで支援を行っています。看護の質向上を目指してOJTやミニ勉強会を実施し、全員で学習に取り組み、個々のスキルや知識の向上を目指しています。スタッフが自分たちで考え、より良い看護が出来るように研鑽しています。

4階西 / 一般病棟(急性期内科系)

急性期の一般内科疾患の患者さんを対象としていますが、血液内科、糖尿病教育入院も多く入院しています。 そのためクリーンルーム、陰圧室を設けており、感染に対する知識を含め、一般的な内科疾患についても基礎から学ぶことができる病棟です。認定看護師も2名在籍しており、教育にも力を入れています。入退院も多く忙しい毎日ですが、幅広い看護が求められ、スタッフ全員が学ぶ姿勢を大切にしています。

3階東 / 周産期・小児科

産婦人科・小児科等の病棟です。助産師の専門性を活かした助産師外来、マタニティヨガ、母親教室を通じて、安全なお産に取り組んでいる他、産後も母乳外来、2ヶ月検診を行い、産前産後の一貫したケアを実現しています。また、同じフロアにあるNICUのスタッフと連携し、他施設からの緊急の母体搬送やハイリスクの妊婦さんを受け入れ、地域の周産期医療の充実に努めています。

NICU

NICU病棟では、小さな赤ちゃんのサインを的確に受け取り、ケアを提供できるように心がけています。赤ちゃんの成長・発達に応じてご家族が主体的に触れ合いや育児に取り組めるように、家族ケアにも力を入れています。 また、当院は新生児搬送用の保育器を有しており、地域に根差した周産期医療の提供に努めています。

外来

地域密着型病院の役割を担う当院の外来は、複数の診療科が連携しながら疾患の治療を行うことはもとより、人間ドックや各種ワクチン接種等健康の維持増進のために利用される方も多数おられ、来院される全ての方々のQOLが向上するよう努めています。
外来から入院、入院から外来へとシフトする過程において、その人らしい生活を維持できるよう、多職種と連携し切れ目ない看護を実践しています。
外来は常勤・非常勤、子育て中で時間短縮勤務など、ライフサイクルに応じた働き方のスタッフで構成し、ワークライフバランスを保てるよう、お互いに協力し働きやすい環境を整えています。

消化器センター

消化器センターは、消化器内科・外科、内視鏡室、放射線科で構成しています。内視鏡室では胃カメラと大腸カメラを行っています。なかでも人間ドックを利用する方の多くが胃カメラを受けられるため、健康管理科と連携してスムーズで安全な検査ができるように努めています。
消化器センターには内視鏡技師免許を持つ看護師が複数在籍し、勉強会を開催するなどスタッフひとり一人がスキルアップできるよう取り組んでいます。

手術室

手術室は3室あり、手術件数は年間約450例、外科・産婦人科・婦人科および整形外科の手術を行っています。 外科では腹腔鏡手術全般・乳がん手術等、産婦人科では低出生体重児をふくむ帝王切開術、婦人科手術では最近腹腔鏡手術が増加してきました。整形外科では骨折手術、人工関節置換術、関節形成術などが行われています。患者さんが不安なく、安全に手術が行われるように、全症例に対して術前訪問と術後訪問を実施し、少数精鋭ながら最高のチーム医療ができるように日々取り組んでいます。