内視鏡室

検診で便潜血検査が陽性になったら

Q1.便潜血検査ってどんな検査?
A1.

便の中に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。

Q2.便潜血検査で陽性となる病気は?
A2.

がん、ポリープ、炎症性腸疾患、痔などがあります。便潜血検査陽性を指摘された場合、早めに 医療機関で二次精査を受診してください。

Q3.痔があり、そこから出血しているのは明らかな場合は?
A3.

痔からの出血でも便潜血検査が陽性となります。しかし、他の病気も存在していることも考えられますので、肛門と大腸を併せて診る必要があります。

Q4.便潜血検査2回法で、どちらか一方だけが、陽性であった場合は?
A4.

病変からの出血は、毎日あるとも限らず、確実に陽性になるわけではありません。少なくとも一方の 検体には、血液が混じっていたのですから病気があるかもしれないと考え、二次精査を受けるべきです。

Q5.二次精査ってどんな検査をするの?
A5.

基本的には、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行い、全大腸の粘膜を直接観察して、病気の 有無を確認します。

Q6.下部消化管内視鏡検査を受けるには、どうしたらいいの?
A6.

当院では、まず消化器内科受診していただきます。医師の診察のうえ、検査予約・説明をさせて いただきます。下部内視鏡検査は前処置が必要なため受診当日の検査は出来ません。